Hearbit利用規約
第1条(目的)
- 本規約は、株式会社大和総研(以下「DIR」といいます。)とDIRが運営する健康増進等に資するウェルビーイングポータルサービス「Hearbit(ハービット)」(以下「ハービット」といいます。)を利用する方との権利義務関係を定めるものです。
- DIRがハービット上で掲載するサービス利用に関するルール等も、本規約の一部を構成するものとします。
- 本規約の内容と、前項のルール等その他の本規約外におけるDIRによるハービットの説明等の内容とが異なる場合は、本規約の規定が優先して適用されるものとします。
第2条(定義)
本規約で用いる用語の定義は、次の通りとします。
- 「ハービット」とは、DIRが、利用者が所属する所属団体を介して利用者向けに提供する健康増進等のウェルビーイングを支援するポータルサービスをいい、DIRシステム及び提携事業者サービスを含むものとします。
- 「利用者」とは、第3条(利用開始)に定める手続きを経てハービットを利用する、所属団体の被保険者・被扶養者・従業員・従業員家族をいいます。
- 「所属団体」とは、被保険者・従業員が所属する企業・健康保険組合等で、DIRとハービットの利用に関する契約を締結したものをいいます。
- 「提携事業者」とは、DIRとハービット参画に関する契約を締結し、利用者等に提携事業者サービスを提供する企業等をいいます。
- 「提携事業者サービス」とは、提携事業者が運営するサービスであって、ハービットに掲載されるコンテンツをいいます。
- 「DIRシステム」とは、ハービットにおける、ポータル画面機能、認証機能、事業者サービスとの連携機能、データ管理機能、利用者へのレコメンド機能、ポイントサービス、認知機能みまもりAI等をいいます。
- 「知的財産権」とは、著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の知的財産権(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含み、かつ、著作権法第27条及び第28条の権利を含みます。)をいいます。
第3条(利用開始)
- ハービットの利用を希望する者(以下「利用希望者」といいます。)は、本規約を遵守することに同意し、かつDIRの定める一定の情報(以下「登録事項」といいます。)をDIRの定める方法でハービットに登録することで、ハービットを利用することができます。なお、利用登録は必ず利用希望者本人が行い、かつ、利用希望者は、利用者としての登録後を含め、自身に関する真実で正確な情報を登録しなければなりません。
- 利用希望者は、利用登録にあたって、自身が暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下、これらを「暴力団員等」といいます。)及び次の各号のいずれにも該当しないことを、現在及び将来において表明し、保証するものとします。
- 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
- 暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
- 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること
- 暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
- DIRは、利用希望者が、以下の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録及び再登録の拒否又は一部機能の利用停止等を行うことがあり、またその理由について一切開示義務を負いません。
- DIRに提供した登録事項の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
- 未成年者、成年被後見人、被保佐人又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人又は補助人の同意等を得ていなかった場合
- 第13条(禁止事項)各号に該当しうる不適当な目的で本サービスを利用しようとする場合
- 第2項の表明保証に反すると弊社が判断した場合
- 利用希望者が過去DIRとの契約に違反した者又はその関係者であるとDIRが判断した場合
- その他DIRが登録を適当でないと合理的な理由に基づき判断した場合
第4条(利用環境準備・パスワード等の管理)
- 利用者は、自己の費用と責任でハービットを利用するために必要な機器・設備・ソフトウェア・通信手段等の利用環境を準備し、適切に維持するものとします。
- 利用者は、自己の責任において、ハービットに関するパスワード及び登録に利用したメールアドレス(以下「アカウント情報」といいます。)を適切に管理及び保管するものとし、これを第三者に利用させ、又は貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはならないものとします。
- アカウント情報の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害に関する責任は利用者が負うものとし、DIRはDIRに故意・重過失なき限り一切の責任を負わず、利用者は、異議、クレーム、その他一切の請求をしないものとします。
第5条(利用料等)
- ハービットへの登録に際し、利用者に利用料等の費用は一切発生しません。
- ハービットへの登録後、利用者は、ハービット上で、提携事業者サービスの規約等の定めに関わらず原則無料で提携事業者サービスを利用いただけます。
- 前項に関わらず、ハービットまたは提供事業者サービスのアプリにおいて有料の旨記載されている提携事業者サービスについては、利用者は、各提携事業者の規約等に従い、利用料等を各提携事業者に支払うものとします。
第6条(提携事業者サービス)
- 利用者は、自己の責任と選択において提携事業者サービスを利用することができます。
- 提携事業者サービスは、提携事業者が提携事業者サービスの規約等に従い直接利用者に提供を行うものであり、DIRは提携事業者サービスについて責任を負いません。
第7条(レコメンド機能)
DIRは、利用者の個人情報(利用者の同意に基づく提携事業者・所属団体等からDIRへ第三者提供される個人情報を含みます。)等を基に、利用者に適切と思われる提携事業者サービスの推奨、利用者の健康に関するアドバイス等(医行為となるアドバイス等は行いません。)を提供する場合があります(以下「レコメンド機能」といいます。)。
第8条(ポイントサービス)
- 利用者は、ハービットにおいて付与されるポイントを用いて、対象チケットと交換することができます。
- 利用者は、ポイントの交換によって付与された対象チケットのURLを自己の責任で管理及び保管するものとし、DIRは、商品URLの管理不十分、使用上の過誤、第三者の不正使用等による損害については、一切責任を負わないものとします。
- ポイントは、ハービット上に表示された有効期限内に、対象チケットはチケット券面上に表示された期間内に限りそれぞれ使用できるものとし、有効期限の経過によりポイント及び対象チケットは自動的に失効します。理由の如何を問わず、有効期限を過ぎたことによるポイント及び対象チケットの失効について、DIRは一切の責任を負わないものとします。
- 利用者が第13条(禁止事項)に該当するとDIRが認める場合には、利用者への何らの通知・催告なく、利用者の有するポイント、及び交換された対象チケットのURLを無効化することができるものとします。
- DIRは、ポイントサービスを利用した利用者の投稿や活動に関与しません。対象商品等の提供に関する契約は、対象チケットの利用者と対象店舗との間で成立します。利用者、対象店舗、対象チケットの発行主体及び第三者の間での紛争(対象商品等の瑕疵・欠陥、対象商品等の引渡しが遅延した場合を含みます。)は、当事者である利用者等の間で解決するものとし、DIRは一切の責任を負いません。
- 交換可能な対象チケットの種類、内容及びポイントとの交換レートはDIRの裁量により設定し、変動する可能性があることを利用者は了承し、DIRは、特定の時点において、交換先に特定の対象チケットがあること及び交換レートの固定につき一切の保証をしないものとします。
第9条(認知機能みまもりAI)
- 認知機能みまもりAIは、DIRオリジナルキャラクターの音声及び会話映像をAIにより生成することで、利用者との会話を行い、かつ、認知機能チェックAPI「ONSEI」と連携し認知機能チェックを行うWebサービスです。
- 利用者は、認知機能みまもりAIの画面の注意事項等に従い認知機能みまもりAIを利用するものとします。
- DIRは、利用者が認知機能みまもりAIを利用した際発生する会話の内容、音声データ、解析結果等を、認知機能みまもりAI及びハービットの品質向上・精度向上等のため、その他「Hearbit プライバシーポリシー」の定めるところにより利用できます。
- DIRは、認知機能みまもりAIにおける利用者からのメッセージに対するテキスト、音声及び画像等による返信が、利用者の期待に応えるものであること、自然な会話内容となること、適切なボリュームで音声が出力されること、当該返信内容、反応速度その他認知機能みまもりAIの内容につき如何なる保証も行いません。DIRは、認知機能チェック結果について、医行為となるアドバイス等は行うものではなく、その内容等について何らの保証を行いません。チェック結果に基づき医師の診断を受けるか否かの判断は、利用者の責任の下、行うものとします。
第10条(問合せ等)
- 利用者は、DIRシステムに関し、ハービットの問合せメニューよりDIRに問合せをいただくことができます。
- 利用者は、提携事業者サービスの利用に関する問合せについては、各提携事業者に問合せを行うものとします。
第11条(利用時間)
提携事業者サービスの利用時間は、各提携事業者サービスの規約等に従うものとします。
第12条(DIRシステムの停止等)
- DIRは、DIRシステムの保守、点検、システムの変更及び更新のため、一時的にDIRシステムを停止ないし制限することができます。その場合、DIRは、その旨を事前に利用者に通知(ハービット上での告知を含みます。)するものとします。
- DIRは、前項に規定する他、天災地変その他予見の有無を問わず、障害を回避するために、利用者に事前に通知することなく、逐次、DIRシステムを停止ないし制限することができます。
- DIRは、本条に基づきDIRシステムを停止ないし制限したことによって利用者に生じた一切の損害について責任を負いません。
第13条(禁止事項)
- 利用者は、以下の行為を行わないものとします。
- DIR又は提携事業者、その他第三者(所属団体を含みます。以下、本条において同じです。)の知的財産権その他の権利を侵害する行為、又は侵害するおそれのある行為
- 情報を改ざんする行為
- 他者になりすまし、又は他の利用者のアカウント情報を利用してハービットを利用する行為
- 法令若しくは公序良俗に違反し、あるいはDIR又は提携事業者、その他の第三者に不利益を与える行為
- DIR又は提携事業者、その他第三者を非難若しくは誹謗中傷し、又はその名誉若しくは信用を毀損する行為
- 詐欺等の犯罪に結びつく又は結びつくおそれがある行為
- わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待にあたる画像、文書等を送信又は掲載する行為
- 無限連鎖講、ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス等の行為又はこれに類する行為
- ウイルス等の有害なコンピュータプログラム等を送信又は掲載する行為
- DIR若しくは第三者の設備等又はハービットに関する設備等の利用若しくは運営に支障を与える行為、又は与えるおそれのある行為
- DIRが事前に許諾しないハービット上での宣伝、広告、勧誘、又は営業行為
- ハービットの他の利用者の情報の収集
- その他、DIRが不適切と合理的な理由に基づき判断する行為
第14条(個人情報の取り扱い)
DIRは、利用者の個人情報(提携事業者又は所属団体から、利用者の同意を得て第三者提供を受けた個人情報を含みます。)を、「Hearbit プライバシーポリシー」に従い、適切に取り扱いします。
第15条(知的財産権)
- ハービットに関する知的財産権はDIR若しくは提携事業者又は第三者に帰属し、利用者に帰属しません。
- 利用者は、ハービットの利用に際し、ハービットに関する知的財産権を、ハービットを利用する範囲において利用できるものをします。
第16条(再委託)
DIRは、自己の責任において、DIRシステムの運営の運営等に関連する業務を第三者に再委託(個人情報の取扱いの委託を含みます。)できるものとします。
第17条(提携事業者サービス等の遵守)
利用者は、提携事業者サービスを利用する場合は、提携事業者サービスの規約等の内容を了承し遵守するものとします。
第18条(免責)
- DIRは、利用者に提供するレコメンド機能の正確性を含めDIRシステムについての保証は行わないものとします。
- ハービットにおいて、DIRが利用者の個人情報を漏洩した場合その他DIRにより利用者に損害が発生した場合(DIRの故意又は重過失による場合を除きます。)、DIRは利用者に現実に生じた通常の損害に限り(間接的損害、特別損害、逸失利益に係る損害は含みません。)損害賠償責任を負います。
- 提携事業者サービスに関するクレーム、トラブル、請求は、利用者において直接各提携事業者に、各事業者サービスの規約等に基づき行うものとします。
第19条(不可抗力)
天災地変、戦争、暴動、内乱、テロリズム、重大な疫病、その他の不可抗力、法令の制定・改廃・公権力による命令・処分、争議行為、輸送機関・通信回線等の事故、その他DIR及び利用者の責に帰することができない事由による本契約の全部又は一部の履行遅滞又は履行不能については、いずれの当事者も責任を負わないものとします。
第20条(損害賠償)
利用者が、本規約に違反しDIRに損害を与えた場合は、民法に定める範囲に限りDIRに損害賠償等の責任を負うものとします。
第21条(反社会的勢力の排除)
利用者は、第3条(利用開始)第2項に基づく表明保証をハービットの利用中も維持するほか、自ら又は第三者を利用して次の各号に該当する行為を行わないことを保証するものとします。
- 暴力的な要求行為
- 法的な責任を超えた不当な要求行為
- 取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
- 風説を流布し偽計を用い又は威力を用いてDIRの信用を毀損し、又はDIRの業務を妨害する行為
- その他前各号に準ずる行為
第22条(解除等)
- DIRは、利用者に次の各号のいずれかに該当する事由が生じた場合には、何らの催告なしに直ちに本契約の全部又は一部を解除(登録抹消を含みます。以下、本条において同じです。)し、又はハービットの利用を停止することができます。
- 法令又は本規約への重大な違反があった場合
- 重大な過失又は背信行為があった場合
- 支払いの停止があった場合、又は仮差押、差押、競売、破産手続開始、民事再生手続開始、会社 更生手続開始、特別清算開始の申立があった場合
- 手形交換所の取引停止処分を受けた場合
- 公租公課の滞納処分を受けた場合
- DIRに提供した登録情報の全部又は一部に虚偽があった場合
- 第21条(反社会的勢力の排除)に違反した場合
- その他前各号に準ずるような本契約を継続し難い重大な事由が発生した場合
- DIRは、利用者が本規約に違反し、相当期間を定めてなした催告後も、利用者の債務不履行が是正されない場合は、本契約の全部又は一部解除し、又はハービットの利用を停止することができます。
- 利用者は、第1項各号のいずれかに該当する場合又は前項に定める解除がなされた場合、相手方に対し負担する一切の金銭債務につき期限の利益を喪失し、直ちに弁済しなければなりません。
- 利用者は、本条による解除がなされた場合においても損害賠償責任を免れません。
- DIRは利用者を解除した場合、所属団体に解除となった事実を伝えることがあり、利用者はこれに同意します。
第23条(利用の終了)
以下の事由が生じた場合、利用者のハービット利用は終了します。
- 利用者がハービット利用の終了をDIRに申し出た場合
- 利用者が所属団体から離脱した場合
- 利用者が本規約に違反し、DIRが契約解除した場合
- 所属団体とDIR間のハービット利用に関する契約が終了した場合
- ハービットが終了する場合(この場合、DIRは終了の3か月前に告知します。)
第24条(存続条項)
利用者によるハービット利用が終了した後も、第14条(個人情報の取扱い)、第15条(知的財産権)、第18条(免責)、第19条(不可抗力)、第20条(損害賠償)、第27条(準拠法及び合意管轄)、第28条(協議)は有効に存続するものとします。
第25条(サービス及び本規約の変更)
- DIRは、利用者の承諾なしに、ハービットのサービス内容(提携事業者サービスの追加・削除を含みます。)を随時変更できるものとします。この場合、DIRは事前に変更内容等を告知又は公表等します。
- DIRは、DIRの判断により、本規約を変更できるものとします。本規約の変更は、民法第548条の4の定めるところにより行います。
第26条(契約上の地位等)
- 利用者はDIRの事前の承諾なく、本規約に基づく権利若しくは義務につき、第三者に対し、譲渡、移転、担保設定、その他の処分をすることはできません。
- DIRはハービットにかかる事業を他社に譲渡した場合(会社分割・合併その他事業が移転する一切の場合を含みます。)には、当該事業譲渡に伴い利用契約上の地位、本規約に基づく権利義務及び会員の登録情報その他の顧客情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、利用者は、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとします。
第27条(準拠法及び合意管轄)
- 本規約の準拠法は、日本法とします。
- 本規約又はハービットの利用に関し、訴訟の必要が生じた場合には、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第28条(協議)
本規約に定めのない事項又は疑義が生じた事項については、信義誠実の原則に従いDIR利用者協議し、円満に解決を図るものとします。
以上
制定日:2025年4月3日
改定日:2025年5月29日